天板裏の制作
天板の裏は、鉄脚の補強用と天板の反り防止の補強として板を取り付けます。
鉄脚の取り付けはプレートが130mmです。
SPF1×6材を使用して両端の反り防止板にします。
鉄脚は脚が斜めに広がるデザインです。脚が天板からはみ出さないように50mmと70mm内側に固定することにしました。

天板裏側の補強外枠は、SPF1×6材と天板の板をカットした端材を使います。

| 補強用の外枠サイズ | |
| SPF1×6材 | 700mm…2枚 |
| 天板のSPF端材 | 60×790mm…2枚 |
さらに、外枠の中心に補強材としてSPF1×4材(578mm)を取り付けます。

対角部分に、さらに補強材(天板の端材)を入れて天板裏が完了しました。

天板の仕上げ
丸ノコガイドを直角にセットして、丸ノコで両端を整えます。
この時に最終的な長さ1200mmに合わせます。

天板のつなぎ目や、反り曲がりをカンナで整形します。

さらにサンドペーパー#240、#400で天板面を整えます。

側面も軽く角を取ります。

天板の塗装
今回は、ワトコオイルとブライワックスで塗装を行います。

まずは、ワトコオイルを2度塗りします。


さらに乾燥後、ブライワックスを2度塗りし、20分程度置いてからウエスで磨き上げます。

ワトコオイルとブライワックスを重ね塗りすることで、深みのある色合いに仕上がります。
天板が完成しました。この後さらに乾燥させて、納得がいくまでウエスで磨きあげます。

鉄脚の塗装
鉄脚はamazonで購入。高さ690mmで取り付け部は130mmです。
鉄脚はもともと無塗装だったので、インダストリアルテイストにするためつや消し黒で塗装します。

最初にゴムキャップを外して中性洗剤で油分を取り、ミッチャクロンを下地塗装します。

ミッチャクロンが乾燥したら、つや消し黒スプレーで塗装。
裏表まんべんなく数回に分けて吹き付けます。

鉄脚の取り付け
鉄脚を天板の裏に取り付けます。


ダイニングテーブルの完成
インダストリアルなダイニングテーブルの完成です。

天板も一枚板のようにキレイに接合されています。

制作を終えて
初めてのダイニングテーブル製作でしたが、天板の反り対策や表面処理をしっかり行わないと仕上がりに影響するため、対策に時間がかかりました。
そのおかげで満足のいく、キレイな天板に仕上がりました。
鉄脚は雰囲気が出てとてもいい感じですね。今度はこのテーブルに合わせて、ベンチも作ってみたいなと思います。
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