ALL100均アイテムで作った、地図柄トランク風小物入れをご紹介します。
今回は「デコパージュ」という技法を使って、地図柄のペーパーナプキンをメインデザインにして作りました。
※デコパージュとは、好きな柄のペーパーナプキンを切り抜いて、木や布、石けんなどに専用液を使って絵柄を貼り付ける手法です。耐水性なのが特徴です。
アンティーク風をイメージして、ポイントにレザー調のカットクロスとクラシックな金具を取り付けました。
全てセリアパーツで作ったので、DIY初心者の方も気軽にチャレンジできると思います♪
DIYレシピ
デコパージュ木箱の材料
- 木箱:2個
- ペーパーナプキン:2枚
- レザー調カットクロス:2種
- デコパージュ専用液
- 蝶板:2個
- コーナー金具:8個
- アンティークピン:8個
- 取っ手
- アーチ型留め具
- 塗料:ミルクペイント(ヘンプベージュ)、水性塗料(ウォルナット)
デコパージュ木箱の道具
- サンドペーパー#240
- 刷毛1(デコパージュ用)
- 刷毛2(塗装用)
- マスキングテープ
- 裁縫用ハサミ
- 布用ボンド
- 木工用ボンド
- ペンチ
- キリ
- 充電ドライバー
100均木箱の下準備
今回はセリアのシンプルな木箱を2個使って、小物入れを作っていきます。
100均の木箱は表面がザラザラしている物が多いので、サンドペーパー#240を使って、表面を整えていきます。
撫でるようにサンドペーパーを滑らせます。(外側と内側全部)
ミルクペイント塗装
木箱を塗装します。
今回はターナーミルクペイントのヘンプベージュと、水性塗料のウォルナット、2種類を使って着色していきます。
地図柄のペーパーナプキンを貼る部分をヘンプベージュ、両サイドと中をウォルナットで着色します。
塗料を2色使う場合は、マスキングテープを貼ってはみ出さないようにしましょう。
デコパージュ
ヘンプベージュで塗った部分をデコパージュしていきます。
今回は地図柄のペーパーナプキンを使用します。
上下左右の余白を切り落とし、木箱のサイズに切ります。
今回使うデコパージュ専用液です。
液はゆるいボンドのような感じです。
デコパージュ専用液は、セリアの他にダイソーでも売っているので、気軽に購入できます。
ペーパーナプキンを木箱の端から貼り付けていきます。
まずは下地としてデコパージュ専用液を塗り、シワが寄らないようにペーパーナプキンを貼りつけます。
薄く均一になるように専用液を伸ばしていきます。
ペーパーナプキンを全部貼り付けたら、今度は上から専用液を再度乗せていきます。
液を乗せたら乾くまで放置します。
ペーパーナプキンが破れやすくなっているので、優しく丁寧に液を乗せましょう。
カットクロスの貼り付け(蝶板の取り付け)
レザー調のカットクロスを使用して、アンティーク風を演出します。
薄めの色合いのカットクロスは2.4×19.8cm、濃い目の色合いは1×19.8cmにそれぞれ4本切ります。
木箱の両端に貼り付ける薄めカラーのカットクロスは、コーナー金具の幅(2.4cm)に合わせて切りました。
布用ボンドでカットクロスを貼り付けます。
両端にカットクロスを貼り付けたら、蝶板を取り付けます。
その後、蝶板の幅に合わせて、細いカットクロスを貼り付けます。
金具の取り付け
最後の仕上げとして、金具を取り付けていきます。(全てアンティーク調で揃えました。)
まずは、留め具と取っ手を取り付けます。
取っ手の付属ネジが、木箱の厚さよりも長かったため、端材を裏側に貼り付けてからネジを留めました。
アンティークピンも同じく木箱の厚さより長かったため、ペンチで切り落とし、短くしました。
ピンを付けたい部分にキリで下穴をあけ、そこに差し込みます。
デコパージュ木箱の完成
ピンを差し込んだら、地図柄トランク風小物入れの完成です。
中にコスメを入れてみました。
普段使いのものも、可愛く収納できるのでいいですね♪
製作を終えて
セリアの木箱を使ったトランク風の小物入れは有名なDIYですが、今回はさらにデコパージュを取り入れてワンランク上の作品を作りました。
反省として、使用したペーパーナプキンが少し厚かったため、液が上手く浸透しませんでした。
デコパージュに適しているペーパーナプキンは、デコパージュ専用ペーパーか、3枚重ねで1枚1枚はがせるものが良いと思います。
ビンや布の他に、木工DIYにもデコパージュを取り入れれば、クオリティーの高い作品が作れるので、今後もデコパージュを取り入れていきたいと思います。