【DIYカレッジ第8回】塗料の種類・道具・塗装方法を学ぼう

DIYカレッジ第8回 塗料の種類・道具・塗装方法を学ぼう

今回は「塗料」について学びましょう。時間をかけて、想いをかけて作った作品に命を吹き込む瞬間が「塗装」です。この「塗装の良し悪しで作品の全てが決まる」と言っても過言ではありません。

そこで本日は、塗料の種類から塗装に必要な道具、基本的な塗装方法を学びます。

▼カリキュラム▼
第1回 導入編:DIYとは?
第2回 初級編:DIYに必要な工具
第3回 初級編:100均グッズで簡単DIY
第4回 初級編:ホームセンターに行ってみよう!
第5回 中級編:初めての木工DIYはSPF材がオススメ
第6回 中級編:木材カットサービスを利用してみよう!
第7回 中級編:ビスと釘の種類・用途を学ぼう
第8回 中級編:塗料の種類・道具・塗装方法を学ぼう

『1時限目』塗料の種類

塗料はたくさん種類がありますが、大きく分けると「油性塗料と水性塗料」の2種類があります。

昔は「耐久性を重視するなら油性塗料」と言う考え方が一般的でしたが、現在では水性塗料の性能や機能が上がり、油性に引けを取らない塗料へと進化しています。

油性と水性、どちらも塗膜ができるメカニズム(色が付くこと)は同じですが、それぞれの特徴を詳しく説明していきます。

油性塗料の長所と短所

油性塗料は、有機溶剤(シンナー)を揮発させて残った顔料や樹脂で塗膜を作ります。

油性塗料
【長所】
◯艶や耐久性が高い。金属への密着性が高い。
◯気温が低くても揮発し、乾燥させる事ができる。

【短所】
◯有機溶剤(シンナー)を使い、刷毛を洗浄する必要がある。
◯匂いが強く室内の塗装に向かない。

水性塗料の長所と短所

水性塗料は、水を蒸発させて残った顔料や樹脂で塗膜を作ります。

水性塗料
【長所】
○水で刷毛を洗浄できるのため、取り扱いが簡単。
○匂いが少ない。

【短所】
○艶は油性に劣る。
○気温が低いと乾燥しづらい。

『2時限目』DIYで使える代表的な塗料・仕上げ材の紹介

ワトコオイル

イギリス生まれの植物性オイルタイプの塗料です。亜麻仁油を原料としているので、人にも木材にも優しく、木目を活かしながら着色ができます。

塗装には刷毛やウエス(布)を使い、完全乾燥まで1週間ほど掛かります。

ワトコオイル塗装

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ブライワックス

英国王室ご用達の優れた家具用ワックスです。木目を活かしながらアンティーク感を演出できるワックスです。

ウエスやスチールウールを使用して、磨くように塗り込みます。最後にウエスで磨き上げると自然なツヤが出ます。

ブライワックス

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各種水性塗料

水性塗料は絵の具のように、たくさんの種類がありますが、tsukuroもっとメンバーが愛用しているのが「ミルクペイント」です。

ターナーミルクペイント

マットな色合いで、作品をアンティーク風からPOPな雰囲気までいろいろ表現することができます。匂いがほとんどなく、刷毛を水で簡単に洗うことができます。

この塗料に限らず水性塗料は様々な種類がありますので、お好みの色を選んで使用してください。

『3時限目』塗装に必要な道具

塗装を行う道具も、用途に合わせてたくさん種類があります。主に必要なのは「刷毛」「塗料を入れるバケツ(さげつ)」、そして広範囲の塗装に便利な「ローラー」です。ウエス(布)を使った塗装方法もDIYではよく用いられます。

塗料道具

『4時限目』塗装道具別の塗り方

塗装前の準備

新聞紙などを敷いて塗料が垂れてもよい環境を整えます。そして、塗料は必ず缶を開けたら撹拌を行い、底に分離した顔料を混ぜ合わせましょう。

塗る前の準備 塗料の撹拌

刷毛の塗装方法

DIYにおいて、刷毛の塗装は「基本中の基本」です。油性や水性塗料、ニスやオイルスティン系着色料など、様々な塗装作業に用いられます。

刷毛は「ペンを持つ」ように持つのが基本です。

細い部分や細かい所を先に塗装しますが、その場合は写真のように細い面に沿って刷毛を滑らせるように塗ります。そうする事で塗料の垂れを最小限に抑えることができます。

広い面は刷毛を横にして塗装します。

塗り面に合わせて刷毛の大きさを変えると効率が上がります。刷毛の場合は塗りムラが出やすいので、乾く前になぞるようにしてムラを取ります。

ローラーの塗装方法

ローラーは比較的ムラも発生しづらく簡単に塗装することができます。油性、水性ペンキの塗装に向いています。

注意点として、押さえつけるのではなくローラーの片側に力が集中しないよう、軽く押さえ転がすように塗装します。さらに縦方向に塗ったら、横方向に塗るようにすればムラを無くす事ができます。

ウエス(布)の塗装方法

ウエスは、直接的に塗り込む感じで塗装できます。ムラも発生しにくく、初心者でも簡単にキレイに仕上がります。ワトコオイル、ブライワックス、ジェルタイプニス、浸透性着色料に最適な塗装方法です。

ブライワックス紹介3

ホームルーム

塗装には油性や水性、塗料の種類、塗装する部材によって塗装方法が変わります。慣れないうちは端材などで練習をしてから本番に挑みましょう。さらに周りを汚さないように養生する事を忘れずに行いましょう。

正しい塗り方をマスターして、オリジナルの作品を仕上げて下さい。

カレッジ第7回 カレッジ第9回

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小さい時から物作りが大好きで何でも作ってみたくなる困った性格です。そんな経験からtsukuroもっとを始めました。少しでもお役に立てたら嬉しいです。

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