DIY工房の屋根下地にOSB合板を貼り、ルーフィング(防水シート)で処理が完了しました。
いよいよ、屋根の仕上げです。
やっと、ここまで来たなぁと言う感じです!
波板で仕上げる方が楽ですが、せっかくなのでDIYに適した仕上げ材 アスファルトシングルを使ってみます!アスファルトシングル施工は、屋根勾配3.5寸以上が推奨です。
今回は無理を承知で1寸勾配で施工します。
アスファルトシングルで屋根を仕上げる!
今回使用したのは、
アスファルトシングル屋根材
オニキスブラック オークリッジ・スーパー
です。
二枚重ねのモールドが陰影を強調して、耐久性も高い商品との事で決めました。
施工面積は6.4㎡なので、3セット購入(1セット2.2㎡)
注意ポイント
施工㎡より多めに部材は用意したほうが無難です。後で追加購入する事に・・
水切りを取り付ける
アスファルトシングルを貼る前に、水切りをを取り付けます。
ホームセンターで水切り金物を6本と金切りハサミを購入です。
水切りの長さは1820mm。どの様に配置するかを検討。
気を付けるのは、屋根勾配の上側水切り金物を上にかぶせて繋げる事。
そうしないと水が侵入してしまいます。
配置を決めたら、しっかり抑えてドリルで下穴を開けます。
ビスで軽く留めます。
水切り全てを取り付けてから締めた方が微調整出来るかなと。
水切りの繋ぎ方1
角で繋げる場合は、下にする方の水切り金物を20mm程出して固定。
はみ出た角を金切り鋏でカットします。
金槌で上側の金物を軽く叩いて折曲げます。
次に縦側を折曲げて整形。
繋ぐ側の水切り金物を差し込んで、金槌で軽く叩いて整形。
折曲げてコーナーを整形
角になる位置の上側を金切り鋏でカット。
折り曲げる位置をペンチなどで固定して折曲げてコーナーを整形。
直線での接合
差し込む側の先端の折曲げ加工部を潰して、差し込んで接合。
いろんな接合方法を駆使して水切り取り付けが完了です。
最後に、ビスを増し締めして完了!
トタン板から水切りを製作する事も考えましたが、大型のホームセンターに水切り材として販売されています。
加工時間節約で水切り金物を購入しました。
アスファルトシングルを貼る!
【修正ポイント】
- アスファルトシングルの白ラインは釘打ちラインでした。
- アスファルトシングル2枚重ねで釘打ち。
いよいよ、アスファルトシングの施工です。
・アスファルトシングル3セット
・接着剤(専用接着剤もありますが、石材でも接着出来る外部用の強力な接着剤を用意)
・固定釘(こちらも専用釘がありますが、長すぎるので頭の大きい16mm釘を用意)
・カッターナイフ
注意ポイント
基本的なアスファルトシングルの葺き方はこんな感じです。
(2019.9.28図解修正)
最初に一番下に貼るスターターを用意します。
商品としてスターターがありますが、アスファルトシングルを横半分にしてスターターにします。
アスファルトシングルは、表からは切れません。。。
裏からカッターでカットします。
一度で切ろうとせず、5回くらいで切り切るつもりで。
スターターが用意できたら、接着剤をたっぷりと塗布。
水切りにも接着剤を塗布。
なるべく専用接着剤を使いましょう‼
しっかりと圧着してスターター部分が完了。
固定釘で1枚4箇所以上固定します。
スターターのつなぎ目からズラす為にアスファルトシングルを半分にカットして1列目をスタート。
1列目が完了。
圧着と固定釘を確実に留めていきます。
このアスファルトシングルには白いラインが引かれています。
白いラインは専用釘を打つ目安のラインです。
白いラインで2枚重ねになる様に。
棟先に向けての位置調整は2〜3列前から調整をします。
なるべく無理のない範囲で徐々に水切り端で終わる様にしました。
最後のアスファルトシングルは、スターターでカットした残りを使います。
固定用の釘が打てないので、たっぷり接着剤を使って貼り付けます。
アスファルトシングル葺きの作業が完了しました!
作業中に雨が降ってきて焦りましたが、なんとか間に合いました。
製作を終えて
屋根の施工は初めてでしたが、やってみると以外に簡単。
慣れてしまえばサクサクと仕上げていけました。雨がやんだら、接着具合を再度、確認して雨漏りや風で飛ばされない様にチェックします。
アスファルトシングルは施工も簡単でコスト的にもDIYに最適な材料だなと思います。
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ご紹介した商品
DIYでも施工できる屋根仕上げ材
屋根材の下地防水シート