久しぶりに『出張tsukuroもっと』に行ってきました。
昨年からのご依頼でしたが、シャビーダイニングテーブルやパドル(オール)などの製作があったのでお待たせしていました。
下見にお寄りしたのは昨年9月。。。お待たせしております。m(_ _)m
書斎に可動棚を設置
可動レールの塗装
ホームセンターで購入した可動レールは白に塗装済みの製品です。
とのご依頼でしたので発色を考えて白色です。
ミルクペイントシリーズに『マルチプライマー』と言う下地材がありますが、入手が間に合わなかったので『ミッチャクロン』をスプレーします。
ミッチャクロンが乾燥したらミルクペイントの塗装はご依頼主にバトンタッチです。
『失敗しても味なので、DIY体験を楽しんで下さい( ^ω^ )』
壁の下地探し
壁の下地探しの方法はたくさんありますが、最近は磁石を使う方法が良いかなと思います。
壁に磁石を滑らせるて止まるポイントにビスがあります。
ビスがあると言う事は、下地があると言う事です。
可動レールの設置
可動レールの高さは依頼主である奥様の意見をお聞きして。
書斎なので椅子に座った状態で棚板の位置をイメージしてもらいます。
位置が決まったので、45mmのスリムビスで固定します。
依頼主の奥様にもレールを持って頂いてインパクトドライバーで様子を見ながら留めていきます。
可動レールの設置完了です。
ピスタチオグリーン良い感じです。
棚の製作
今回の棚材はご依頼主手配の杉材です。
足場板にもなるくらいの良い材料です。
棚幅は805mm。丸ノコでササッとカット。
1段目は奥行き150mmなので、そのままでちょうど良いのでレール部分の切り欠きだけ加工します。
小さい切り欠きはジグソーが便利です。
最後にカンナで面取りしたり、サンドペーパー#100で整えます。
綺麗にし過ぎず、少し荒さを残してビンテージの雰囲気を残しました。
棚板の塗装は書斎のカウンターに色を合わせてブライワックスの『ラステック パイン』を塗布します。
ビンテージ感が良い感じ。
2段目は奥行き250mmの棚受け用です。
奥行きはレール部分を足して265mmなので丸ノコで幅カットし、2枚の板を木工用ボンドで接着。
1段目と同じ様にカンナとサンドペーパー#100で修正と整形を行ってブライワックスを塗布。
可動棚の完成
長らくお待たせした可動棚が完成しました。
棚板のビンテージ感とミルクペイントのピスタチオグリーン良い感じの相性ですね。
出張tsukuroもっとを終えて
久しぶりの出張DIYは新鮮で良いですね。可動棚の取り付けは結構需要があるのかなと思います。
実際に住んで見て初めてわかる『棚が欲しい〜。』と言う要望。
今回の下地探しなどを参考にして大胆にDIYして見ては如何でしょうか。
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