DIYを本格的に始めて6年以上。まだたまにやる頃から数えると20年近くなります。
長く続けているとどんどん増えてくるのが、工具達。
その中でもドリルやドリルビットはドンドン増えます。
以前は工具箱に収納していましたが、今ではDIY専用工房も出来て壁面収納です。
そこで、増えたドリルやドリルビットを壁面収納する為のビットスタンドを製作しました。
DIYレシピ
ビットスタンドの材料
- 15mm厚板 ビットスタンド本体部材
- シナベニア合板4mm厚 横幅に寄る
- L型檜工作材 ビットサイズ奥行きに寄る
- 爪楊枝
ビットスタンド製作の道具
- 丸ノコ、丸ノコガイド
- プロトラクター、スコヤ各種
- トリマー、平行ガイド
- クランプ各種
- ノミ、金槌
- ドリル7.5mmと丸軸ドリル各種
- ドリルスタンド
- ノコギリ
- 木工用ボンド
以前のビットスタンドはSPF2×4材で簡単に作ったドリルスタンドです。
収納量も少ないし、場所も効率的に使えません。
そこで、全てのドリルを収納するビットスタンド製作です。
ビットスタンドの採寸
今回の設置場所は、DIY工房の壁。
構造材(2×4材)を活用した壁面収納です。
高さは決まっているので、高さギリギリに縦板材を2枚カット。
横幅も置けるスペースいっぱいに。
横板材をカットしてイメージします。
今まで使っていたビットスタンドを斜めにして、奥のビットが取り出せる角度を確認します。
仮で角度線を引きます。
ビットスタンドの墨付け
仮の角度線をプロトラクターで測ると52°でした。
その角度を元に3段に割り振ります。
段の間隔は80mmが良い感じです。
ビット棚の配置が決まったので、片側の縦板部材に墨付けします。
プロトラクターで各段の上面線を引いて。
差し金で板の厚さを出し墨付け。
ビットを入れて、30mmの所に底板(シナベニア合板)を配置する墨付けにしました。
片側の墨付け位置から割り出して反対側も墨付けます。
合わせた時に墨線が重なればOK!
横板用取付け溝の加工
ビット棚は深さ5mmの溝加工をします。
縦板に横板を大入れ継ぎで固定します。
溝加工にはトリマーとトリマー用平行ガイドを使います。
平行ガイドにビット棚を挟んで板厚を移します。
その平行ガイドを縦板の切削部分に固定。
トリマーで切削します。
奥はノミで処理するので途中までを切削。
平行ガイドで幅が固定されているので、正確に切削できます。
左右の縦板の溝加工が完了しました。
合わせて合っているか確認。
手前側の溝角は、ノミで切削します。
貫通しない様に慎重に。
綺麗に切削完了しました。
棚板を差して、固定具合を確認して微調整を忘れずに!
重ねてみると。。
合ってますね!
縦板の加工はココで中断して、横板(棚板)のビット穴加工に移ります。