2300mm角材の墨付け
木製フレームの2300mmは長さが足りないので、角材を接合します。
接合する長さは、強度も考えて100mmにしました。
1900mmの長さと600mmの角材を100mmづつ接合して2300mmの長さに。
2種類4本の墨付けが完了したので、墨付け線に合わせて仮組みします。
そこでフレーム下面の角度を実測。
今回は120°と140°の角度に修正。
木製フレームの加工仕上げ
墨線に合わせてフレームの長さをカット。
交差部の片欠き加工する前に1950mm2本にボルト穴をあけます。
今回はM8ボルトで固定します。穴も8mmであけます。
角度が付いた時の丸鋸ガイドはジャスティー2を使います。
交差部の片欠きは、7mmの深さにしました。
2本まとめて加工しました。

2300mmフレームの延長部分は角材の厚さ30mmの半分15mmで加工します。
片欠き部分の不要部分をハンマーで叩き除去。
ノミで綺麗に仕上げます。
ピッタリ合います。
交差部分も綺麗に仕上げます。
ボルト穴はフレームを組み合せて、先にあけた穴をガイドにして穴あけします。
フレーム下面の先は鋭角になっているので、先端を少しカットしておきます。
コレで破損に強くなります。
フレームの延長部材接合
2300mmの2つの角材を木工用ボンドで圧着。
クランプで押さえて乾燥させます。
延長した接合部に8mmの穴を2ヶ所あけます。
その穴に木工用ボンドを付けた8mm丸棒を打ち込んで。
シッカリ乾燥したら。
アサリなしノコギリでカット。
コレで、格段に強度が上がります。
全ての加工が完了したので、丁寧にサンドペーパーで仕上げます。
オーニングフレームの塗装
木製フレームを塗装します。
屋外なので屋外用塗料が最適ですが、色味の好みでブライワックス(ジャコビアン)にしました。
オーニングフレームの組立
2種類のフレームを組み合わせてボルトでシッカリ固定。
木製フレームの上端にフック金具を取り付け、オーニングをカラビナで取り付けます。
更にパラコードを張り、固定します。
サッシ側はこんな感じで取り付けました。
前面フレーム上端は、パラコードでオーニングを張ります。
更にパラコードでウッドデッキと繋ぎ固定。
オーニングフレームの完成
パラコードの張りを調整して完成です。
このオーニングの空間が良いですね。僕としてはリゾート風です!
日よけとして、空気の流れを作る壁として。
そして目隠しとして。
製作を終えて
サッシ前に空間が開くと、とてもいい風が流れます。
明るい色のオーニングは、リゾート感(笑)も演出する事が出来ます。木製フレームにした理由もその雰囲気を出したいなと思いました。
交差部分の加工が面倒な場合は、ボルト固定のみにして開き止めロープとフックなどで加工しても良いですね。一気に製作が楽になりますよ!
おすすめグッズ
今回使用したオーニングです。
キャンプ用ですが、オーニング押さえにも使えます。
自在金具があれば、パラコードの張りもラクラクです。