手軽なDIY素材で人気のセリアのブリキ缶。
そのままでも味がありますが、アイアン塗装やステンシル、ダメージ加工を施してサボテンプランターにしてみようと思います。
ブリキ缶には水抜き穴が無いので、水が少量でOKのサボテンが合っているかなと思います。
イメージはアメリカ南部のガレージ奥で育てられているサボテンですね。
DIYレシピ
ブリキ缶リメイクの材料
- ブリキ缶 各種(セリア)
ブリキ缶リメイクの道具
- #240サンドペーパー
- スチールウール
- ミッチャクロン(下地処理)
- アイアンブラック(タカラ塗料)
- チョークボードペイント ネイビー(ターナー)
- 刷毛
- ハツリ用ハンマー
- ステンシルスタンプ 白インク
- 水性塗料(4色)
- スポンジ
ブリキ缶の下地処理
アイアンブラック塗装の前にブリキ缶の表面を荒らして、塗装の食い付きを良くします。
大まかな部分はサンドペーパー#240です。
凹凸がある素材にはスチールウールを使うと細かな部分まで処理可能です。
塗装の前に下地塗装を行います。愛用しているのはミッチャクロン。
あらゆる素材の下地処理として万能な食い付きが期待できます。
アイアンブラックでベース塗装
基本塗装はタカラ塗料のアイアンブラックを使います。
塗りやすさと質感は抜群です。
塗装は内側や細かな部分(取手部分や缶の折り返し部分)から始めて、広い面積を最後に塗ります。
1回目の塗装は軽く色を付ける程度にして刷毛の跡があまり出ない様に注意します。
シッカリ乾燥させて2回目塗装を行います。
ブリキ缶のダメージ加工
バケツを塗装していると。
フト思った。
バケツは使い込むと凹みが出来るよなぁ。
ヨシっダメージ加工をしよう!
ダメージ加工はハツリ用ハンマーを使いました。
普通の金槌でも大丈夫。
使用感に違和感が出ない様にダメージ具合をイメージして。
こんな感じのダメージ感を表現。
秘技!叩き塗装!
アイアンブラックなどで鉄感を表現する方法として刷毛のタタキ塗装があります。
少量の塗料を付けて、トントン軽く叩きながら凹凸感を出します。
スポンジを使っても大丈夫です。
見てください。この質感の違い。
グッと上がりますね。
ホラホラ?
チョークボード(ネイビー)塗装
一つだけターナーのチョークボードペインントで塗装します。
チョークボードペイントも叩き塗装を施します。
シッカリ乾燥させて基本塗装が完了しました。
ベースの塗装が完了しました。
次はさらにステンシルスタンプでディテールアップし、汚し塗装で深みを出していきます!
ステンシルスタンプでアレンジ
アイアンブラックとチョークボードペイントで塗装したブリキ缶にステンシルスタンプでアレンジを施します。
黒い塗装なので白インクを使いました。
ステイズオンのスタンプは発色も良くていい感じです。
いい感じにできました?
(このままでもいいかなぁ)
水性塗料でエイジング塗装
いい感じに出来たブリキ缶ですが、更にひと手間を加えます。
巷で人気なアンティーク感、サビ感を演出します。
今回は水性塗料『水性アーチシリーズ』から4色をチョイス。
タカラ塗料さんの錆エイジングセットもオススメです!
エイジング塗装で使うのは皿洗い用スポンジを横半分に手で裂いた部分の面を使います。
凹凸感のある方がランダム感を再現できます。
最初に錆感を演出するつや消しアーチブラウンを使いました。
トントンと叩く様に慎重に大胆に。
更に新しい錆としてワインレッドをスポンジでエイジング。
アーチオリーブで錆とアイアンブラックの中間色として軽くボカシを入れます。
最後にハイライトとしてアーチサンドを凸部メインでスポンジ塗装します。
四色のエイジング塗装が完了です。
いい感じ?
完成したブリキ缶にサボテンを振り分けます。
サボテンプランター完成!
サボテンの植え付けが完了しました!
どうですかー。
アメリカ南部の雰囲気出てますね。
製作を終えて
100均商品はそのままでも雰囲気ありますが、塗装やステンシル、エイジング加工を施す事で100円とは思えないくらいの存在感を出すことが出来ます。
リメイク素材としても100均は最高の素材です。
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