横部材の墨付け
横用部材の長さも730mmにしました。
更に角のカットや面取りは脚部材加工時の一緒に済ませています。
ココはデザイン重視で良いですね。
脚接合部は横材端から70mmの位置としました。

縦40mm×横75mm、深さ約3〜4mmの欠き加工を8ヶ所です。
接合部の厚さを30mmとしてガッチリ噛むように。

横部材2本、計8箇所の墨付け完了です。

横部材の欠き加工
薄い欠き加工は「蝶番用」の欠き加工に似ています。
墨線内側を先に規定深さまで取り除き、中心の不要部分を一気に欠きます。

最後に平面になる様に整えます。

接合部の厚さが30mmになっていれば完成です。

脚部材との組み合わせ調整
加工は完了しましたが、部材同士の相性もあります。
なるべく個体差を無くす様にはめ込み硬さと寸法を見ながら微調整しました。

作業ウマの塗装
作業ウマの塗装は屋外木部保護塗料(水性)を使いました。
水性塗料も今では格段に性能UPして油性との耐久性に遜色ありません。
一度塗装して乾燥したらサンドペーパーで毛羽立ちを除去。
2度塗りで仕上げました。

2×4作業ウマの完成
完成したので実際に組み立てて使って見ます。

微調整をシッカリしていたので、丁度よい硬さです。

頑丈さも十分です。

実際に丸ノコカットをしてみました。
安定感、作業高さ申し分なしです。

製作を終えて
作業ウマの作り方の中では面倒な部類になる今回の製作。頑丈さと分解収納出来る要素を考えると致し方なしです。
しかし、さすがツーバイ材の強い部分を使ったウマなので安定感抜群です。
更に使わない時は収納できる便利さ。
製作は大変でしたが、満足できる作業ウマになりました。
オススメグッズ
大きな穴あけには安定したドリルスタンドがオススメ!
2×4の墨付けに便利な2×4定規

