リビングのテーブルをカッコイイ無骨なテーブルにしたいなと思いました。
天板はウォルナット、脚を黒で塗装した男前テーブルです。
もっと無骨にするには水道管や鉄脚を組んだ方がカッコイイんですが、今回は木工のみ、しかもALLツーバイ材だけで製作したテーブルをご紹介します。
DIYレシピ
男前テーブルの材料
- 2×4材：910mm…5本
- 2×2材：910mm…3本
- 1×2材：910mm…5本
- コーススレッド：30mm、50mm
- 下塗り用塗料：ガードラック（マホガニー）
- 着色用塗料：ジェルカラーニス（ウォルナット、ブラック）
男前テーブル製作の道具
- 丸ノコ＆丸ノコ定規
- インパクトドライバー
- 電動ドライバードリル＆ドリルガイド
- クランプ各種
- アサリなしノコギリ
- 差し金
- ノミ
- 金づち
- サンドペーパー#400
テーブル脚部の加工
最初に脚の製作を行います。
脚は2×2材と1×2材の組み合わせで2セット作ります。
丸ノコの刃は、切り出す部材の板厚が38mmなので40mmほどに調整します。
| 切り出す部材 | |
| 2×2材 | 332mm…6本 |
| 1×2材 | 395mm…2本 |
| 319mm…2本 | |
| 113mm…4本 | |
脚部材6本のうち、4本にほぞ穴を掘ります。
今回は一番力が掛かる脚の下側だけほぞ穴にします。
下端から50mmのところに墨線を引きます。
まとめて墨線を引き時は基準となる位置に板を置くと均等に線を引くことができます。
先に引いた墨線から、38mm上にまた墨線を引きます。
横幅19mmの部材をほぞ穴に差し込むので、両端から9.5ｍｍの所で墨線を引きます。
裏側も同じように墨線を入れます。
ほぞ穴の位置は、「2×2材（幅38mm-19mm)÷2=9.5mm」という計算で算出しました。
ほぞ穴を開ける前に電動ドライバードリルとドリルガイド・クランプを使って下穴を開けます。
下穴を開ける事で、ノミ作業が楽になります。
ドリルガイドを使う事で、ある程度真っ直ぐ穴をあける事ができます。
固定はしっかりと行いましょう！
10mmと5mmを使い、下穴をたくさん開けます。
下穴加工が完了しました。
次に、裏面と下穴を開けた表面の両方からノミでほぞ穴を開けます。
周りの墨線から少しずつノミを入れ、穴を開けていきます。
ほぞ穴加工が完了しました。
テーブル脚部の組み立て
脚の加工が完了したら、ジェルカラーニスのブラックで塗装します。
1回目の塗装が完了しました。
ほぞ穴に木工用ボンドを塗って、1×2材（395mm）を打ち込みます。
このとき、ほぞ穴が割れないように慎重に打ち込みます。
ほぞ穴より134mm上に、8mmドリルでダボ穴を2箇所掘ります。
そして、1×2材319mmをコーススレッド50mmで留めます。
ほぞ穴加工は下のみなので、上部の1×2材319mmはコーススレッドで留めます。
1×2材の組み付けが完了しました。
3本目の脚の組み付けを行います。
3本目の脚（2×2材）にダボ穴を2箇所開けます。
横に渡す1×2材113ｍｍは、仮組みしながら行います。
クランプで押さえて、差し金で垂直を確認しながらコーススレッド50mmで留めます。
3本脚の組み付けが完了しました。
ダボ埋めと2回目の塗装は後で行います。
今回の脚製作はかなり複雑な脚を製作しました。
分解できる事と自立できる脚もかっこいいかなと思います。