脚の組み立て
今回は後脚部分を直角に固定します。
直角部分の固定に便利なのが「コーナークランプ」です。
差し金を使わなくても正確に直角に固定できるのでとても便利です。

先ほど欠き取った部分に木工用ボンドを塗布して、コーナークランプで挟みます。

ただし、押さえるのは直角のみなので、接合面は他のクランプで圧着して下さい。

前脚は、ガイドに合わせて角度を決めて、クランプで圧着します。

脚の組み立てが完了しました。

ミニシェルフの棚(箱)製作
シェルフの棚を箱型に作ります。この箱もシナベニア合板の端材を使います。
保管場所の問題は置いておいて…。

今回は上記の端材を整形してから組み立てますが、「飾りたい物」や「飾る場所の広さ」によって各自サイズを割り出して下さい。
木工用ボンドをタップリつけて、合板同士を貼り付けます。

しっかり接着するよう、クランプでカッチリ圧着させます。
木工用ボンドはシッカリ圧着できると、とても強力に固定できます。
もう一つも同じように圧着して下さい。

箱の塗装
箱の塗装は、「つや消し黒」と「チョークボードペイント」を併用します。
最初に下塗り剤で下地処理を行って下さい。

下塗り剤が乾燥したら、つや消し黒で全体を塗装します。

1回目の塗装が乾燥したら、サンドペーパー#240で表面を整えます。
これで触った時の印象が全く変わります。

つや消し黒は3回塗りで仕上げました。
正面はチョークで書けるように、チョークボードペイントを重ね塗りしました。

ミニチェスト脚の塗装
脚の塗装はワトコオイルのホワイト色を使います。

中身はサラサラの牛乳のような感じです。
オイル感がわかりませんね…。
ワトコオイルは2回塗りで仕上げました。

ミニシェルフの組み立て
脚と箱をコーススレッド16mmで固定します。
箱の内側からビスを打って下さい。

箱同士の上下の間隔は、飾る物に合わせて下さい。
アンティーク塗装
工作用カラーと使って、軽く汚し塗装を施しヨレ感を出してみましょう。脚の白木部分はブラウンで、箱部分は白で汚しをかけます。

刷毛に少量の塗料を付けて、新聞紙などでパサパサになるまで塗りつけます。

パサパサの刷毛で汚しをかけます。失敗を恐れず大胆に。

脚部分もブラウンで同様に汚し処理を行いましょう。

ミニシェルフの完成
ミニシェルフにテーブルヤシを置いてみました。
玄関の空間を狭めることのない、コンパクトサイズに仕上がりました。
たくさんの植物を早く飾りたいですね。

製作を終えて
今回のミニシェルフはとてもシンプルなデザインです。あえてシンプルに作って、飾る植物を主役にしたいなと思いこのようなデザインに仕上げました。
端材だけでもこれだけの作品ができるのは感動ですね。ぜひお試しください。
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