木箱の中でも軍用木箱は、インテリアとしてもかっこいいですね。
実用としてもインテリアとしても使い勝手が良い木箱です。今回は杉板1種類でミリタリー風収納木箱を製作します。
DIYレシピ
ミリタリー収納木箱の材料
- 杉板 幅89mm×15mm厚 2,000mm 5本
- 平蝶番38mm 2個
- 金掛け
- 7mmロープ
- スリムビス 25mm
ミリタリー収納木箱製作の道具
- 丸ノコ、丸ノコガイド
- サンドペーパー#100
- 木工用ボンド
- スコヤ
- インパクトドライバー
- センタードリルビット
- 下穴ドリル
- ステンシルシート・スタンプ
ミリタリー収納木箱部材の切り出し
今回のミリタリー風収納木箱は、『キャンプ用薪入れ』としての用途のサイズにしました。
350mm薪が入るサイズとして製作。
杉板は幅89mm×15mm厚を使います。建築資材として下地材としても使われる安価な木材を束で購入しました。
今回の切り出しサイズ(参考)
- 底板 400mm 3枚
- 横板1 430mm 4枚
- 横板2 267mm 4枚
- 蓋板 370mm 3枚 370mm×30mm幅 1枚
- デコレーション用 杉板を半分に縦切り 2000mm 2本
細切りガイド付きの丸ノコガイドは結構便利なので製作をオススメします。
丸ノコ並行ガイドでも同様のカットは可能です。
各部材のカットが完了しました。
デコレーション部材は、現物合わせカットでもOKです。
切り出した部材を仮組みしてみます。
部材構成がご理解頂けるかと思います。
ここでカット部分のササクレや表面の荒れを軽くサンドペーパー#100で整えます。
各面の板を作る
各面の板を一枚板にします。
同じサイズの角材を敷いて、その上で各部材を接着します。
最後にデコレーション部材を補強としても使うので、軽く接着できればOKです。
クランプで圧着してサイズ整形も有りです。
木箱の組み立て
木箱の本組みは底板に横板2接着から初めます。
スコヤや差し金で直角を確認。
木工用ボンドがある程度乾燥したら、スリムビス25mmでビス留め。
注意ポイント
板の端にビスを打つ場合、下穴ドリルをあけてスリムビスを使います。
板が割れない様に。
横板1はデコレーション部材を両脇に添えて位置決めします。
接着乾燥後、スリムビスでビス留め。
ミリタリー補強部材の取付け
蓋部の幅に合わせてデコレーション部材を4本カット。(底板分含む)
木工用ボンドでまずは接着。
スリムビスで固定します。
ビスの本数は強度を確保しながらデザインを見て。
底板用も同様に組み付けます。
横板部分も同様に。
全ての木部材組付けが完了しました。
デコレーション部材は目安で事前にカットしました。
ここではみ出た部分をカットします。
サンドペーパー#100で全体を整えます。
杉板はササクレが出やすいので、怪我をしない様に。
蝶番・掛金の取付け
蓋の蝶番は38mm平蝶番2個です。
センタードリルビットで下穴をあけ、小ビス16mmを手締めします。
掛金も同様に取付けます。
メモ
掛金の取付け方は、板厚が取付けに足りなかった事と上から押さえた方がシッカリ閉めれるかなと言う理由で蓋上面に取付けました。
ビスはボタンビスに変更。
受け金具は、何度か開け締めしてベストな位置に取付けましょう。
取り付け後に無理矢理な修正は効きません。
取っ手ロープの取付け
取っ手は軍用ぽくロープを使いました。
7mmロープなので7.5mmドリルで穴あけ。
ロープは好みの長さが決まったら、カット部分にビニールテープを巻きます。
そのビニールテープ中心でカット。
ステンシルシート・ステンシルスタンプでデコレーション
最後の仕上げはステンシルシートとステンシルスタンプで軍用感を出します。
自作のステンシルシートも活用。
ステンシルのスポンジは100均です!
キッチリ軍用ではないので、文字はお好みで。
ミリタリー収納木箱の完成
ミリタリー風収納木箱が完成しました。
今回は2個同時に製作しました。
焚き火に使う薪を収納。
キャンプを楽しみます!
製作を終えて
ミリタリー感は工場で量産されるので、多少の雑感があります。なので、神経質になるよりザックリ作る方が表現できます。
ステンシルスタンプはバランスを考えて、時間を掛けた方が雰囲気が出ますね。
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