レザークラフトを初めてまだ日が浅いので、練習を兼ねてレザーベルトバンドを試作です。
(ベルトバンドと言う名称が正しいのか。。ベルトタイプのブレスレット?)
ゴツゴツした男っ!と言う雰囲気よりスッキリしてキレイめブレスレットが欲しいなと思います。
今回は昨今の『スティホーム』もあり、自宅にある革の端切れを使って試作してみました。手縫いも無く、簡単なハンドメイドですが本番製作の練習にはなりました。
という訳で、簡単レザーベルトバンドブレスレット(長い。。)の試作製作をご紹介します!
ハンドメイドレシピ
レザーベルトバンドの材料
- 革端切れ( 今回は試作の為、厚さ1.0mm)
- ベルトバックル 1個
レザーベルトバンド製作の道具
- 革包丁もしくはカッター
- 物差し(出来ればスチール製)
- 丸ギリもしくは千枚通し
- ステックヤスリ
- トコノール
- サイビノールもしくは革用接着剤
- 1.5mm穴あけポンチ
- プラスチックハンマー、ゴムシート
レザーベルトバンドの材料解説
今回は自宅にある革が厚さ1.0mmだったので薄い仕上がりです。出来れば厚さ2.0mmは欲しいかなと思います。
ベルトバックルは手芸店で以前に購入したものです。
ベルトの裁断
ベルト幅はベルトバックルによります。
ブレスレット形式だと、一番小さいサイズ(たぶん。。)がベストかなと思います。
今回の製品では内寸が約16mmくらいなので、ベルト幅を15mmにしました。
革端切れの真っ直ぐなラインを切り出し、そこから15mm幅を切り出しました。
流石に厚さ1.0mmをまっすぐに切り出すのは難しいですね。
1回失敗しました。
なんとか切り出したベルト。
ベルトバックルに収めてみて確認。いい感じ。
バックルピンホールの穴あけ
ベルトバックルを取り付けるには、バックルピンを通す長穴を開ける必要があります。
まずは接着部分を考慮してバックルピン長穴位置を確認。
長穴は、バックルピン太さに合わせて、1.5mm幅で長さ中心点5mmとしました。
バックルピン長穴両端を穴あけポンチ1.5mmで穴あけ。
開けた1.5mmの穴2つを革包丁で繋ぎます。
ベルトバックルを付けてみて、ピンの動きを確認。
問題ないようです。
ベルトホールの穴あけ
次にベルトの長さとベルトホール位置を決めます。
丁度よい位置を起点として、前後1個づつの計3個の穴位置を決めました。
そこで2個穴を追加。(謎です。)
ベルト長さは、バックルを留めた時の残り具合をお好みで。
起点となるピン穴を丸ギリでマーキング。
そのベルト穴から10mm間隔で位置決めしました。
当初の3ヶ所。
その後、内側に2ヶ所追加。
ベルトホール(ベルト穴 正式にはベルトホール?)は穴あけポンチ1.5mmを使います。
そのまま仕上がりになるので、まっすぐにキレイに穴あけを意識して。
ベルト先端はデザインで斜めにカット。
ベルトのコバ処理
裁断が完了した革のコバを処理していきます。
最初に水を付けてコバを整え、固めます。
次にステックヤスリで整形。
もっと目が細かい#600位のスポンジヤスリが良いかもです。
最後にトコノールを塗布して。
銀面(革の表面)にトコノールが付かないように。
付いた場合は直ぐに水を含んだティッシュで拭き取ります。
最後に納得行くまでコーンスリッカーで磨きます。
ベルトバックルの取付け
ベルトバックルの接着面を確認。
丸ギリで位置をマーキング。
床面は一度トコノールで磨き済みなので、カッターを使って荒らします。
接着剤の食付きを上げる為です。(今回は手縫い無しの予定)
バックル側のベルト端を革包丁で漉き取ります。
ベルトバックルを取付けて、接着面にサイビノールを塗布。
チョット付け過ぎですが。。
革用ボンドなどでもOK!
乾燥するまで圧着。
ベルト両端は漉き取れていませんね。。修行中の身です。
レザーベルトバンドの完成
ナンヤカンヤで完成です。
簡単な製作でしたが、学びも多かったですね。
アップにすると処理の甘さが露見。
雰囲気優先の画像です。。
革はペラペラですが、雰囲気は良いかな。
次回は本番革で手縫いもしようかな。
製作を終えて
今回は手元にある革端切れを使った試作でしたが、技術不足や加工手順など勉強と確認が出来ました。
次回の本番製作では、色々と更に手を加えて自慢できる一品づくりをしたいと思います。
何事もまずは作ってみる!コレが大事ですよね!
オススメグッズ
追加で刃研ぎなどが必要ですが、最初に揃えるには便利です。
レザークラフトの基本を知ろう!