今までSPF材を切り出して製作したiPhoneスピーカーや家具調のiPhoneスピーカーを製作してきました。
しかし、スタンド機能のみは製作していませんでした。
でも、実際によく使うのはスタンド機能のみ。動画を見るにはスタンドがあると便利ですね。
そこでお風呂でも使える水に強いハードウッドを使ったiPhoneスタンドを作りました。
DIYレシピ
iPhoneスタンドの材料
- アマゾンジャラ 25mm厚 60mm程度
iPhoneスタンド製作の道具
スタンドの材料
今回のiPhoneスタンドで使った材料は、密度が高く水に強いハードウッドを使いました。
理由は、他の木材より重く安定感がある事と高い耐水性です。
ハードウッド以外の木材でも大丈夫ですが、安定感を考えると本体の大きさを考慮する必要があります。
スタンド本体の加工
最初に、スマホを寝かせる角度を考えます。
なるべく立たせたいと思い、80度の角度にします。
大まかな加工はスライド丸のこを使って、切り出します。
そこで作業の安全性上、丸のこを必要とする加工までは大きい端材のまま作業します。
スマホスタンド本体正面に80度の角度を付けます。
プロトラクターで80度の角線を引きます。
スライド丸のこの刃を80度に設定。
支木を固定した状態で、加工部材を抑えカット。
注意ポイント
スライド丸のこで固定できない木材サイズの加工は十分な注意が必要です。
固定ができない場合は、固定した支木を使って安定させます。
スタンド本体前面の加工が完了しました。
スマホスタンド部分溝の加工
次にスマホが入る溝を加工します。
幅は10mmにしました。
この幅はお持ちのスマホとスマホカバーの厚さを考慮して調整して下さい。
スライドマルノコの切削深さが調整できる場合、そのストッパーで一定の深さでカット出来る様に調整。
今回は、10mmの溝深さに。
溝両端のカットが完了しました。
細かい溝を入れてカットする方法もありますが、作業の安全を考えて溝はノミで仕上げます。
スタンド本体の切り出し
スライドマルノコでの最後の作業です。
スタンド本体の両端面も80度に加工します。今回は、上面の幅で60mmにしました。
スマホスタンド溝掘り
スライド丸のこで切った溝に合わせて9mmノミを使い余分な部分を取り除きます。
底面もノミを滑らせながら細かく整えます。
スタンド全体の面や角をサンドペーパー#240で丁寧に整えます。
iPhoneスタンドの完成
最後にブライワックスのラステックパインで磨き上げて完成です。
ハードウッドなので、お風呂でも問題なし。
製作を終えて
意外と製作していなかったiPhoneスタンドでした。
加工工程自体は少ないので、製作は1時間程度。ただし、角度を正確に付けるにはスライド丸のこや丸ノコ台が必要です。
道具が揃っていれば、直ぐに作れる簡単DIYです。今回は基本形でシンプルな物を作りましたが、オリジナルデザインに時間を割いても良いですね。
おすすめ工具
安定したカットにスライド丸のこは便利です。
溝掘りの仕上げに
角度がある墨付けに