前回のDIYカレッジ第5回では、DIY初心者にオススメのSPF材について学びました。
本日の講義は、その木材をホームセンターで購入した際、ぜひ利用していただきたい便利な「木材カットサービス」をご紹介します。
木材の必要な寸法さえ事前に把握していれば、木材購入と同時にカットもしてもらえるので、帰宅後すぐに組み立てることができ、DIY作業の効率が上がります。(大物や長物は自分でカットするのは大変ですからね。)
このサービスは、プロDIYerも頻繁に利用している、とても便利なサービスです。
DIY初心者の方にはハードルが高い…と思われる方もいらっしゃると思いますが、全然そんなことありません。
一つずつ詳しく説明していきますので、この講義終了後は気軽にカットサービスデビューができることでしょう♪
※2017/3/14追記
実際お仕事で木材カットを担当されているユーザーさんから貴重な情報をいただきました。
「カットサービスの注意事項」にて追記させていただきました。
それでは、本日の講義スタートです!
▼カリキュラム▼
第1回 導入編:DIYとは?
第2回 初級編:DIYに必要な工具
第3回 初級編:100均グッズで簡単DIY
第4回 初級編:ホームセンターに行ってみよう!
第5回 中級編:初めての木工DIYはSPF材がオススメ
第6回 中級編:木材カットサービスを利用してみよう!
『1時限目』木材カットサービスとは?
ホームセンターで購入した木材を、店員さんが希望通りの寸法にカットしてくれるサービスです。
ホームセンターの資材館(木材売り場)では、木材をカットする専用の場所があり、大物や長物の木材も一気に切断できる大型の機械があります。
そこで、担当の店員さんがカットしてくれます。
『2時限目』カット料金について
木材カットサービスは、ホームセンターによって料金は異なりますが、大体1カット20円?となっています。(参考料金:カインズホームは1カット20円、D2は1カット30円)
材質による料金の違い
これまで「木材カットサービス」と説明してきましたが、実はホームセンターによっては木材以外もカットしてくれる所があります。
ベニア板はもちろん、アルミ材や塩ビ管などもカットしてくれるホームセンターもあります。
各お店にカットメニューがあるので、そこでチェックしてみてください。
カットの合計金額について
店員さんによっては、?同じサイズの木材を重ねてカットしてくれる方もいれば、?1枚ずつカットする方もいます。ですので、カット料金は「事前に確定しにくい」という点があります。
カットをお願いするとき、事前にカット料金が合計いくらになりそうか店員さんに聞いてみるのも良いでしょう。(1カット自体の料金が安いので、合計金額もさほど高くならないと思います。)
『3時限目』依頼するタイミングについて
カットサービスを利用する場合は、2種類の依頼方法があります。
前払いタイプ
購入する木材が決まり、レジで会計を済ませるときに依頼するパターンをご紹介します。
このようなパターンは、レジの近くにカットコーナーがある場合が多いです。会計後、スムーズにカットに移行できるよう動線上にカットコーナーがあります。
会計時に「カットもお願いします」と言えば、店員さんが「何回カットしますか?」と聞いてくれるので、必要なカット数を伝え、カット料金も含んだ金額を支払います。
場合によっては、カット料金のみ後払いになるときもあります。
その後、カット数が書かれた紙を持っていき、カットしてもらいます。
カット数が当初より多くなった場合は、オーバーした分を後で支払います。
後払いタイプ
上記とは違い、レジ近くにカットコーナーがなく、木材売り場のすぐ近くにカットコーナーがある場合は、会計前にカットだけをお願いします。
店員さんが常駐していないので、インターホンを押して店員さんを呼びます。
店員さんが来たら、同じようにカットを依頼し、必要なカット数を伝えましょう。
カットが終了したら、店員さんがカット料金を書いた紙を手渡してくれるので、それをレジに持っていき木材とともに会計を済ませます。
どちらの場合も、どのタイミングで依頼すれば良いか判断に迷ったら、一度レジやサービスカウンターで店員さんに尋ねてみましょう。
「カットをお願いしたいのですが…」と声をかければ、しっかり誘導してくれるので安心してください。