ダイニングテーブルやリビングテーブルを製作する時に板を繋げて一枚板にする作業があります。
大変そうな感じがありますが、道具と手順があれば簡単に製作できます。
チョッと工程が多いですが。。
そこで今回は、DIYで人気のカフェ板を使ったテーブル天板の作り方をご紹介します。
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DIYレシピ
カフェ板天板の材料
- カフェ板 1820mm(30mm厚、幅220mm)
- パイン集成角材 30×24角 長さ600mm
- 10mm丸棒
- 65mmコーススレッド
カフェ板天板製作の道具
- コンベックス、差し金
- 丸鋸、丸鋸ガイド
- クランプ各種
- 木工用ボンド
- 木製バークランプ
- カンナ
- インパクトドライバー、10mmドリル、下穴ドリル
- サンドペーパー#100、#400
- サンディングシーラー
- クリアニス、艶消しクリアニス
今回製作する天板のサイズ
今回の製作サイズは長さ約950mm、幅約600mm(出来高です。)
1820mmのカフェ板から910mmでカットします。
丸鋸でカフェ板をカットする
丸鋸を使って3枚カットします。
カフェ板の並べ方
カフェ板の板目と荒れ具合を見てベストな表面を探します。
木表と木裏は交互に並べると反り曲がりで繋ぎ目が開かずオススメです。
節の処理
全体的にはベストな面でも死に節、抜け節がある場合は埋木処理する方法もあります。
埋木処理をした表面です。
埋木処理方法は下記リンクにて。
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テーブル天板として使いたい板材に節の穴があると埋める必要があります。 パテで埋めれば簡単ですが、板目 ...
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板の繋ぎ方と角の処理
カフェ板は繋ぎ用のカットがされているので、そのまま活用します。
天板の端は最後にカットして真っ直ぐに。
板を木工用ボンドで繋ぐ
カフェ板の繋ぎ面角度に合わせたヘラを製作。
木工ボンドの均一塗りができます。
片側に木工ボンドを塗布。
ヘラを使って、均一に伸ばします。
貼り付けが完了したら、木製バークランプで抑えます。
このバークランプは、板を平らにしながら締め付ける事が出来ます。
ボルトで締め付けて平らに抑え。
楔で板同士を圧着。
更に締め付けて矯正します。
一晩このまま放置します。
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テーブル天板製作の必須アイテム!木製バークランプの作り方と使い方をご紹介!
テーブル天板を製作する時に、必要となるのが天板の大きさをカバーするクランプです。 天板用クランプには ...
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接合した板を切り揃える
ボンドが固まったら、バークランプを外します。
天板の周りを希望するサイズに切り揃えます。
片側カットしたら天板の端の幅を確認して、同じサイズになる様にカット。
長さも片側を直角にカット。
カット面から長さを確認して切り揃えます。
曲がり反り防止として補強材をつける
天板の両端に角材を取り付けて反り曲がりを矯正します。
今回はパイン修成材30×24角材を使いました。
取り付ける前に天板の角と合わせる角材の角を多めに面取りします。
角材を天板に貼り付けます。
10mmドリルで10mm程度穴を開けます。
下穴ドリルで天板まで貫通。
65mmコーススレッドで固定します。
表面の段差を処理する
抑え用修正角材を基準に天板の段差を修正します。
厳密に平らにすると言うよりは、手で撫でて気にならない程度に。
ビス穴にダボを入れる
10mm丸棒から切り出したダボを打ち込みます。
ボンドが乾いたらアサリ無しノコギリでカット。