焼印に柄を付ける
焼印は、バーナーで印を熱してから刻印します。
キレイに焼印を仕上げるためには柄があった方が便利です。(ペンチを使用すると、ペンチが劣化してしまいます。)
そこで五寸釘を焼印に取り付けて柄にすることにしました。

五寸釘の先端はいらないので、グラインダーで適当な長さにカットします。

焼印裏側に穴あけをします。中心に柄を取り付けるために、対角線から中心点(交点)を割り出します。

今回はインパクトドライバーに鉄用ドリルビットを付けて穴を開けます。
ドリルは五寸釘と同じ径5.2mmを使用しました。(キツめの5.0mmでも良いと思います。)

穴あけはなるべく真っ直ぐになるように掘り、10mmの穴を開けました。

注意ポイント
ドリルがブレると、穴が広がってしまうので注意しましょう。
穴あけが完了しました。

釘をしっかりと打ち込みます。打ち込む時は、文字が潰れないように焼印部分を手で持って、金づちで打ち込みます。
焼印テスト
焼印が完成したのでテストします。
焼印を熱するときは、カセットコンロ用ボンベにバーナーを取り付けて使います。
釘部分も熱くなるのでペンチで持ちながら熱します。

バーナーの火力は強めにして、長めに熱します。十分に熱したかどうかの確認用に、木材を用意しテストします。(最初の加熱は5分以上かかります。)

テスト焼印終了!なかなかキレイにできていますね。

焼印のアップ。いいですね!!

製作を終えて
焼印の彫り込みは、根気と目の限界の戦いでした。とにかく目が疲れます!
ビットが暴れて文字部分を傷付けたり、削りすぎたりと細いトラブルもありましたが、何とか上手く対応できました。これからの作品にはこの焼印を押していきたいと思います。
製作はとにかく大変でしたが、ステンシルと違ったテイストは大満足です。
根気と目の限界に挑戦した甲斐はありましたね。
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