DIYでクランプは欠かせない道具です。カット時の固定や仮組み、締付けなど。
メインで使うのはバークランプやCクランプ、クイックリリースなどですが、家具製作ではベルトクランプの方が便利です。
そこで、便利なベルトクランプの使い方をご紹介します!
ラチェット式ベルトクランプ
ラチェットベルトクランプの詳細
ベルトクランプにも様々な種類があります。
その中でオススメなのがラチェット式ベルトクランプです。
ラチェット式は締め付け強度が強くかなりの負荷を掛ける事が出来ます。
ラチェット式ベルトクランプは、ラチェットとコーナーパット4個で1セットです。
コーナーパットは取り外せるので、結束ベルトとしても使えて便利です。
ベルトクランプの使い方
最初にベルトにコーナーパット4個を取付けます。
ベルトはラチェット軸の穴に外側から通します。
通したベルトを外に。
必要な長さに調整して、留める箱の形に。
コーナーパットを木箱の四隅に合わせます。
締め付ける前にラチェット軸に2巻き程度巻き取ります。
更に締め付けて、固定負荷まで締め付け。
シッカリ固定するには、2セットあると良いです。
木箱の上下でシッカリ固定!
ベルトクランプの解除方法
クランプの解除は、解除レバーをロックが外れるまで引きます。
反対側を180度以上開くと。
ベルト軸がフリーになって、ベルトが引き抜けます。
ベルトクランプの便利な使い方
家具製作では、仮組み確認も必要です。
そんな時にベルトクランプは大活躍します。
締め付けながらの部材取付にも便利ですね。
少し緩めて、部材を取付け締め付け固定。
ラチェット式ベルトクランプはコーナーパットを外すとトラック積載時の木材固定にも使えます。
ベルトクランプが不得意な固定
かなり万能なベルトクランプですが、不得意な締め付けもあります。
突付け接合で直角を出したい場合は、コーナクランプの方が精度高く組み立て出来ます。
ベルトクランプでは、締めすぎるとバカっと崩壊するかも。。
曲がり反りがある木材を押さえ付けて接合する場合はバークランプやハタ金の方が良いです。
ベルトクランプは一点締付けには不向きですね。
まとめ
DIYを長くしているとクランプ類もどんどん増えていきます。
バークランプやCクランプなども便利ですが、ベルトクランプは場所も取らずシッカリと固定できるので揃えておきたいクランプだと思います!
ご紹介した商品
仮組みから結束まで使える便利なラチェット式
2個購入がオススメ!