長穴加工・軽量化窓穴加工
細切りスライドの固定ボルトはM6を使います。
実測直径で5.8mm。6mmドリルで穴あけします。
ドリルガイドに6mmドリルを付けて、スライド長穴墨線の両端と軽量化窓穴の四隅に穴をあけます。
穴あけ完了です。
6mm穴にボルトを差し込んで、長穴幅のガイドにします。

軽量化窓の墨線も同様に。
墨線に合わせて、ジグソーでカット。
軽量化窓穴も同様に。
穴あけ加工が完了です。
スライド長穴は、実際にボルトを動かして微調整します。
丸ノコガイドバーの取付け
稼働棚用棚柱は基本的に直線が摂れていますが、たまに曲がっているケースもあります。
そこで、アルミアングル材をガイドとして取付けます。
棚柱の両端を9mmガイドラインに合わせて固定したら、アルミアングル材に寄せながら中間を固定します。
直角ガイドの取付け
通常の直線カットに直角ガイドを取り付ける事で更に便利に使えます。
そこで、丸ノコガイド本体裏に10mm厚角材でガイドを付けます。

木工用ボンドで接着し、クランプで圧着。
ズレを再度、確認して下穴を加工。ビス固定します。
丸ノコガイドのカット
丸ノコガイドバーも付いたので、丸ノコガイド幅をカットして決めます。
スライドガイドの製作
スライドガイドは、有効幅を最小40mmにしました。
前回の製作では、20mmまで設定していましたが、不安定で危険なので40mmまでとします。
細切りガイドを本体に合わせて、40mm幅の所でクランプ固定。
裏返して、固定ボルトの穴位置を決めます。
M6鬼目ナット用下穴(8.5mm)をあけます。
六角レンチで締め込んで完成。
取っ手の取付け
丸ノコガイドの取っ手は、前回の丸ノコガイドから移植しました。
適当な角材で製作し取付けます。
その時に丸ノコのモーターと干渉しない様に。
丸ノコガイド本体側加工が完了したので、全体をサンドペーパー#100で整えます。
特にベニアはササクレやすいので、角はある程度丸く削ります。
細切りガイドの軽量化
今回は細切りガイドも軽量化します。
軽量化の他に、板材を挟んで丸ノコガイドの水平を保てる様に。の意味合いもあります。
軽量化でカットする量は、細切りガイドを最大スライドさせても支障の無い範囲で。
今回は画像まで切り込みました。
丸ノコガイド完成
全ての加工が完了して動作確認。
前回より加工精度が上がり、スムーズにスライドします。
基本形状は前回と変わりませんが、精度が上がった機能美を感じます。
自己満足ですが。。
製作を終えて
基本的には、前回の機能・デザインを踏襲しています。若干の改良点と加工精度の向上は自身の成長かなと思います。
治具はこれで完成と言う事はなくて、更に改良、更に精度UPさせるものかなと思います。使って初めて分かる不具合もあります。
治具製作は奥が深いですね。
オススメグッズ
長穴加工や窓穴加工はジグソーが便利です。
正確な穴あけ加工にガイドは必須アイテム。使い続けるとコツを掴んで更に精度UPします。