トリマーの使い方

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DIYに大活躍のトリマーをご紹介! 面取りから装飾、本格木組み加工まで!

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木工DIYで家具作りにハマると、『もっとキレイに作りたい!』『もっと本格的にしたい!』と、こだわりが出てきます。

家具職人は木材の接合や装飾を各種ノコギリやノミで作り上げますが、DIYではなかなかそうはいきません。

そこで登場するのが『トリマー』です。

トリマーがあれば、ホゾ組みやアラレ組みなど本格的な接合から、市販の家具のような装飾の縁取りも可能です。

トリマーとは?

トリマーは、木材を装飾加工(トリミング)する工具のことを言います。

先端についたビットを高速回転することで、木材をトリミングします。『溝加工』『面取り』『装飾』などを行うことができます。

トリマー メーカー名&価格

今回ご紹介するトリマーは、リョービの『トリマーTR-51』軸径6mmで、価格は8,500円です。

価格帯 5,000?10,000円前後

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トリマー各部の名称

DIYトリマーの名称

【深さスケール】
ベースプレートからビットが何mm出ているか目安にする定規。(正確にはスケールで確認します。)

【ベース高さ調整ネジ】
ネジを緩めるとホルダーを動かす事ができ、ビットの切削深さ調整が可能。

【ホルダー】
ベースプレートと本体を支える部分。

【コレットナット】
ビットを固定する部分。

【ベースプレート】
木材に対して常にビットが垂直になるように支える部分。

トリマーの付属パーツ

標準的な付属パーツは『ビット取り付けスパナ』『ビット』『平行ガイド』があります。

(付属パーツは機種・グレードによって変わります。)

DIYトリマーの付属パーツ

トリマーの使い方

ビットの取り付け

ビットの取り付けは、コレット締め付け用のスパナ2本で行います。

DIYトリマー ビットの取り付け1

ビットは高速で回転するため、しっかりとした固定が必要です。

コレットナット(ビット取り付け部)の奥まで差し込んで、突き当たった所から約2mmほど手前に出して(浮かせて)締め付けます。

ビットはコレットナットに15mm以上差し込んで、しっかり固定されているか確認します。

DIYトリマー ビットの取り付け1

コレットナットはしっかりと締め付けます。(コレットナットは1000分の1の精度で取り付ける事が可能です。)

DIYトリマー ビット取り付け3

ベースプレートの高さ調整

ベースプレートの高さは調整ネジを緩めて高さを調整し、掘り込む深さを決めます。

DIYトリマー ベース高さ調整

<溝掘りの切削深さ>
硬い針葉樹の場合…ビット経の半分づつ掘り込みます。(例:6mm径ビットの場合は3mmずつ。)

SPF木材の場合…10mm以内の深さまでは1回で掘り込めます。

平行ガイドの取り付け

トリマーも丸ノコやジグソーなどと同じように、『平行ガイド』を使って直線に掘り込む事が出来ます。

DIYトリマー 平行ガイド

テンプレートガイド(ダブテールガイド)

テンプレートガイドがあると、なぞるだけで希望するデザインを掘り込む事ができます。

様々な木組みの掘り込みもテンプレートがあれば可能です。

DIYトリマー ダブテール

メーカー リョービ
商品名 テンプレートガイド(ダブテールガイド)
価格 約2,100円前後

ダブテールガイドの取り付け方

ベースプレートのプラスネジを4本外します。(ベースプレートはプラスチック素材なので、割らないように丁寧に緩めます。)

DIYトリマー テンプレートガイド取り付け2

テンプレート(ダブテール)は、ねじ式で2つに分かれます。

DIYトリマー テンプレートガイド取り付け3

外したベースプレートに、上下から挟み込むようにしてテンプレートを固定します。

DIYトリマー テンプレートガイド取り付け4

テンプレートガイドの取り付けが完了しました。

テンプレートガイド取り付け

テンプレートガイド(ダブテール)とビットの間には2mm程度の隙間が開きます。

テンプレート作成時にはこの隙間を考慮して下さい。

DIYトリマー テンプレートガイド取り付け7

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