ビスで固定して見た後で。
『もう少しズラしたい。。。』
なんて事ありますよね。でも、ビス穴とカブるぐらいの位置だと、思うようにビスが打てません。
そんな時は、元の穴を埋めてリセットするほうが上手くビスを打てます。
そこで、ビス位置を少しだけズラしたい時の処理方法をご紹介します。
ビス穴リペアの道具
- 薄い端材
- 木工用ボンド
- カッターナイフ
- 金槌
- アサリなしノコギリ
ビス穴簡単リペア
ビス穴を少しだけズラしたい。。
ドアの蝶番を取り付けたのですが、少しだけ位置がズレていました。
5mm位なので、見なかった事にしようかなぁ。。
でも、一度気になった事は修正しない限り気分が悪い。。。
やっぱり、修正したい。
問題は元のビス穴です。
結論は、元のビス穴を埋める!これで解決です。
埋める木材を切り出す
ビス穴を埋めるには、ビス穴と同じ径の丸棒を打ち込めばいいのです。でも、3〜4mmの丸棒って準備してないし。。。
そんな時は、端材を活用して埋木を製作します!ビス穴より少し太い幅でカット。
ポイント
更に木工用ボンドの水分で木が膨らみ、密着度がアップ。
ビス穴を埋める
先に木工用ボンドをビス穴に注入。
その後に、製作した埋木を差し込みます。
次に金槌で奥まで打ち込みます。
後は木工用ボンドが完全に乾くまで待ちます。
次にアサリなしノコギリで余分な部分をカット。
最後にヤスリやノミで表面を整えれば、ビス穴を完全に埋めることが出来ます。
ここまでの工程で元ビス穴のリペアが完了です。
太めの埋木で打ち込んでいるので、隙間もなく強度もバッチリです。
新しいビス穴をあける
リペアが完了したら、新たな位置で蝶番をセット。
センタードリルビットを使って下穴を開け直します。
センタードリルビットが便利
蝶番など、皿取りされた取り付け穴の場合はセンタードリルビットを使った方が希望した位置で固定できます。
センタードリルビットの活用法をご紹介しています。
最後に
DIYをしていると、ビス位置をズラしたい。やり直したいと思うことがたまにあります。
しかし、元の穴が邪魔して上手くズラせません。
そんな時は今回ご紹介したリペア法で元の穴を埋める方が、やり直しがスムーズに行なえます。
強度的にも問題なく、耐久性も十分。処理法も簡単で材料費も特に掛かりません。
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