レールの取付(モーター側)
レールの仮止めには仮止め用両面テープが便利です。
レール裏に両面テープを貼ります。
カットベニア材端から60mmのラインでアルミアングルを貼ります。
ドリルで固定用穴を開けるのでカットベニア材裏側に捨板を固定しておきます。
アルミアングルにドリル穴用のポンチを打ちます。
4mmドリルでドリル穴を4ヶ所ほどあけます。
裏からドリル穴に皿取りビットで皿取り加工。
皿取り加工深さはM4皿ビスの頭が収まる深さで。
表からワッシャー、スプリングワッシャー、M4ナットで固定。
モータ側のレール取付けが完了です。
モータ側レールのカット
取付けたモーター側のレールに沿って丸ノコでカットします。
ココはズレない様に細心注意を持って。
丸ノコ刃側のレール採寸
モーター側のカットが完了したら、丸ノコ刃側のサイズを決めます。
カット用溝を10mmとして、ベースを25mm乗せる事にしました。
クランプ固定用の幅は50mmとしました。
丸ノコ刃側のカット
モーター側のガイドを丸ノコガイドとしてカットします。
こちらも慎重に。
丸ノコ刃側のレール取付け
モーター側と同様に丸ノコ刃側もレールを取付けます。
金切り鋸でレールの余分な部分をカット。
カットベニアの角を面取りの様に削ります。
スライドレール式ガイドの組立
モーター側と丸ノコ刃側を端材で繋ぎます。
2枚を並べて丸ノコをスライドさせ、スムーズに動く幅に調整します。
モーター側をクランプで固定して、丸ノコ刃側のみで調整します。
前後の幅を確認して寸法ズレが無い様に。
端材を必要幅にカットして接着。
シッカリと圧着して木工用ボンドの乾きを待ちます。
端材を突き抜けない長さのビスで固定。
滑り止め機能の製作
丸ノコガイド裏に滑り止めを貼り付けます。
幅をガイドに合わせてサンドペーパー#240をカット。
木材にも貼れる強力タイプの両面テープで貼り付けます。
丸ノコガイド使用範囲のチェック
丸ノコガイド前後に端材で繋いだので、使用範囲を決めておきます。
一番深くカットする場合を想定してラインを引きました。
スタートは少し余裕を持たせて、ラインは丸ノコの回転軸位置にしました。
スライドレール式丸ノコガイドの完成
左右にレールがあるので曲がることは皆無!
安心のカットが出来ます!
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まとめ
丸ノコカットを上達させる為にはフリーカットを習得する事も大事ですが、曲がることで苦手意識が出来るともったいない。
DIYでは割り切って、希望通りにカットできる治具を使うこともアリだと思います。
オススメグッズ
ササッと挟めるクランプはとても便利です!