キャンプでランタンの灯りは、雰囲気が出て良いですね。
地面やテーブルに置いても良いですが、ランタンスタンドに掛けて高さを上げても画になります。
ただし、ソロキャンプだと荷物は減らしたい。
そこで、タープポールに取り付けて使うランタンハンガーをDIYしました。
製作自体はとても簡単ですが、効果は抜群です。是非参考にしてみてください。
DIYレシピ
ランタンハンガーの材料
- OSB合板 幅50mm×長さ300mm程度
ランタンハンガー製作の道具
- インパクトドライバー
- ドリル 20mm、12mm、9mm
- のこぎり or ジグソー
- カンナ
- サンドペーパー#100
- 撥水剤、刷毛
- ステンシルスタンプ
ランタンハンガーの材料について
今回、厚さ12mmのOSB合板の端材を活用しました。
カラビナを取り付ける事を考えると、板の厚さは9mm〜12mmまでにした方が良いと思います。
雨に濡れる事も考えられるので、雨対策も施せる木材が良いですね。
ランタンハンガーの固定方法
私が所有しているタープポールは太さ19mmのタイプです。
つなぎ部分のロック解除用ボタンをランタンハンガーの落下防止として活用しました。
タープポールに突起がない場合は、クリップ(ゴミ袋取付のキャンプ用品)などを活用しても良いかなと思います。
ランタンハンガーのサイズ
ランタンハンガーのサイズに決まりは無いですが、木製の場合は強度を考える必要があります。
今回はポールの太さ19mmに対して20mmの穴をあけて15mm幅が左右後ろに残るサイズにしました。
端材なので中心線を出して採寸しています。
ランタン側はカラビナを取り付けるので、9mmの穴にしています。
ポール側ほど強度は必要ないので、9mmの穴に5mm以上の間隔で良いと思います。
取り付け用の穴あけ
取り付け穴は木工用ドリルの20mm、12mm、9mmを用意しました。
12mmは目的を決めていませんが、別の物を掛けられる様に(虫除けなど)
板厚も厚くはないので、今回はフリーハンドで穴あけします。
OSB合板は表面が硬いので若干ズレたような。。
大きいサイズのドリルの場合は、軽く下穴をあけた方が失敗ないですね。
他の穴も同様に加工します。
ランタンハンガーの整形
ランタンハンガーのデザインでよく見るのは先細りのタイプです。
今回の製作でも同様のデザインに近づけます。
のこぎりでカット。
してましたが。。
やっぱり電動工具に頼ってしまうコンニチ。
電動工具は時短と仕上がりに有効ですね!
大まかなカットが完了です!
表面処理
今回はキャンプ用品なので、ザックに収納します。
そこで、引っ掛かりを少なくする為に角はかなり取り除きます。
カンナで大まかに整形し、サンドペーパー#100で整形。
特にポール取付穴は入念に。
整形完了!
ランタンハンガーの雨対策
雨対策は塗料を塗るのが一番ですが、せっかくのOSB合板の風合いを殺してしまいます。
そこで、「撥水剤・防水材」の透明タイプ塗料を使いました。
この塗料は浸透タイプなので、タップリと浸透させます。
30分程乾燥させて2回塗りでOKです。
ランタンハンガーのデコレーション
デコレーションはおなじみの世田谷ベースのステンシルスタンプです。
このスタンプは手軽で助かってます。
更に製品ぽさを演出するカスタマー表示は100均スタンプを活用。
コレも定番ですね。
ランタンハンガーの完成
ランタンハンガーをタープポールに取り付けて見ました。
カラビナも付けて動きを確認。
では、早速庭に設置してみます。
雰囲気出てますね!
長さ300mmは長かったかなとも思いましたが、中間に色々付けられるのでヨシとします。
せっかく設置したのでオイルランタンに火を灯します。
このまま庭でキャンプしたい気分になりますね。
製作を終えて
今回のランタンハンガーはとても簡単な加工のみで出来るDIYです。キャンプ用品は軽さと耐久性、機能性を持って、なるべくシンプルなものがベストです。
DIYする時には一番頭を使う製作ジャンルだなと思います。でも、実用性があるものが作れた時の満足感も大きいですね。
おすすめグッズ
ジグソーは細かなカットにも対応できる電動工具です。
19mmポールに最適の穴サイズ
すのこにも使える耐水塗料