ガラスを単体で購入したり、窓ガラスを再利用した時に製作サイズに合わせたい場面があります。
ガラスをカットするにはガラスカッターが必要です。
そこで、今回はガラスカッターの使い方とガラスを綺麗に割るコツをご紹介します。
ガラスカッターを使って綺麗にカットする!
ガラスカットに使う道具
- ガラスカッター
- オイル(サラサラした機械油、灯油等)
- カッティングマット
- ベニア合板5.5mm(ガラスの厚さに近い厚さ)
- カット用物差し
今回カットするガラスについて
今回は薪ストーブ用の耐熱ガラスをカットします。
直火用 5mm厚です。
8mm厚位までは、DIYでも割れる様です。
ガラスカッターを使う場合は、滑り止め付きの物差しが良いです。
切る時に滑らない為にもゴム付きを。
ガラスカッターは値段も様々ありますが、日本製をチョイスしました。
オイルを使うタイプです。
ガラスカッター使用前の準備
ガラスカッターを使う前にオイルを注入します。
使うオイルは「灯油」「サラサラした機械油」などが良いとの事です。
オイル注入後のキャップは、使用時は緩めてオイルの流れが良い様に。
使用後はオイルが洩れない様にシッカリ締めます。
ガラスカッターの持ち方は、鉛筆を持つ感じで。
ただし、カッターの刃を適切に当てる必要があるので、少し立て気味が良いですね。
ガラスにカットスジ?を入れる
ガラスカッターはカットするのではなく、割る為のスジを入れる物です。
物差しにカッターを当てて一気に引きます。
「チチチー」と言う音がしていればOKです。
綺麗にスジが入りました。
このままでも割れますが。
綺麗に割るひと手間
スジが綺麗に入れば押し割りは可能ですが、失敗すると。。。
そこで、確実に綺麗に割るひと手間を行います。
ガラスカッターの金属製キャップ側でガラスの裏からコツコツと軽く衝撃を与えます。
すると。
白く綺麗にヒビが入ります。
カットしたいラインに綺麗に入ると「割れる気しかしません!」
ガラスを割ります!
カットマットにベニア合板(ガラスの厚さに近い物)を置いて、ガラスを置きます。
両手で軽く押し割ります。
心配しましたが、簡単に割れました。
ガラスカット後の処理(怪我防止)
ガラスを割った面は尖っているので怪我しやすいです。
砥石などで面取りをしましょう!
あまりサクサク削れないので、修正砥石(ダイヤモンド砥石#180)に変更。
ガラスカット完了!
綺麗にカット出来ましたね。
ガラスカットは簡単なコツとひと手間で綺麗に割れます!
まとめ
今回は薪ストーブ用の耐熱ガラスをカットしました。
普通ガラスやスリガラスも同様の方法でカットできます。意外と手軽にカット出来るので是非、チャレンジしてみて下さい!
(強化ガラスは出来ない様です。)
ご紹介したグッズ
信頼の日本製ガラスカッター