工具のメンテナンスは大事です。
購入当時のパファーマンスを維持するために定期的なメンテナンスをオススメします!
と。
言う物の。。ずっとメンテナンスが遅れている「スライド丸のこ」。
今回は徹底的にメンテナンスします!
そこで、スライド丸のこのメンテナンス箇所と調整について解説します!
スライド丸鋸メンテナンスと直角調整
スライド丸鋸機種解説
今回メンテナンスするのは。
旧日立工機 FC7FSB
スライド丸のこでは、DIYスタンダードモデルです。
スタンダードモデルですがウッドデッキ4回、小屋1回、その他大物製作でも大活躍したスライド丸のこです。
スライド丸鋸周辺解説
工房内で使う時は定位置で使っています。
集塵はサイクロン集塵機直結のホースを繋ぎ、両側に防塵用フェンスを設置しています。
スライド丸鋸全体の清掃
まずは各部に積もった切粉を掃除機で吸い取ります。
ココは本来、日々清掃箇所ですね。
裏側はつい、忘れてしまいます。反省。
安全カバー周辺のメンテナンス
今回のメンテナンスを思い立った大きな要因が「安全カバー動作不良」です。
安全作業の上でも安全カバーの動作不良は事故の元です。
ポイント
分解する場合は、構造や仕組みをよく観察してから分解します。
出来れば、分解した順番で部品を並べておくと組み立てる時に「?」となりにくいです。
丸ノコの刃を外して、刃を抑える内側のパーツ、安全カバーを押さえるパーツを外すと安全カバーが外れました。
安全カバーにはバネが付いているので、
- どこに引っ掛けているか。
- どこを通っているのか。
を先に確認して外します。
木屑とグリス?で固着しています。。
安全カバーの軸回りも固着しています。
コレでは動きが悪いはずです。
掃除機で可能な限り吸い取り、固着部分はラスターで履きとります。
幅広と細いタイプが有るとDIYでも大活躍します!
スライドバー周辺のメンテナンス
スライドバー内部も木屑が溜まりやすい場所です。
カバーを外して中を見ると。。
木屑がごっそり。。
綺麗に吸い取ります。
ターンテーブル周辺の清掃
ターンテーブルの溝も結構溜まっています。
機能的に影響がない部分ですが、徹底清掃!
ラスター&掃除機で。
安全カバー組み付けと動作確認
軸回りやカバー内を清掃して、軸部分に給油。
バネの取り付けをして機能するか確認。
安全カバー押さえプレートを取り付けて。
内側の刃押さえパーツを入れ、ノコ刃をセット。
安全カバーの可動範囲が元通りに。
動きもスムーズです。
スライドバーの給油
スライドバーも軽く給油して拭き取り。
オイルベタベタは、木屑を吸着させてしまいます。
モーターブラシの確認
モーターブラシの点検も忘れずに。
ブラシには交換目安の溝があります。
その溝に近くなったら交換を。
縦方向直角点の調整
垂直方向の90°をあわせます。
調整ボルトを上下させて。
刃にスコヤを当てて、ある程度の垂直を出します。
実際にカットして微調整します。
横方向直角度の調整
横方向の直角度調整は、ガイドを動かして調整します。
固定ボルト2個を緩めて。
スコヤを当てて、調整し実際にカットしてみます。
カット・計測を繰り返して精度を上げます。
各部の動作確認
最後に各部の動作確認。
締め忘れをcheckして完了です。
まとめ
電動工具も手道具も日々の清掃・checkは大事です。
メンテナンスを怠ると仕上げが悪くなるのもありますが、事故に繋がります。
日々の清掃・点検・安全確認を忘れずに!
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