ちょっと流行りのiPhoneスピーカー。
色んな形や作り方がありますが、SPF2×4材を使って作ってみました。
SPF材をトリマーとドリルで彫り込んでシンプルなiphoneスピカーの作り方をご紹介。
DIYレシピ
iPhoneスピーカーの材料
- SPF2×4材 110mm以上
- アンティーク釘(セリア)
iPhoneスピーカー製作の道具
- トリマー U溝12mmビット
- ドリルガイド 12mmドリル
- スランド丸ノコ
- ノミ
- サンドペーパー#100
- ワトコオイル(ダークウォルナット)
- スチールウール(ウエット研磨用)
iPhoneスピーカーの採寸
SPF2×4材のフシが無い部分を選んで、110mmの大きさで製作します。
iPhoneを挿入する部分は長さ75mm、幅12mm、深さ20mmにしました。
板iPhoneの用意
iphoneを製作途中で入れたりすると傷が付いてしまうので、大きさを確かめる用。
『板Phoneッス!』
9mmのシナベニア合板端材を使ってiPhoneサイズにカット。
角もiPhoneに合わせて丸く削りました。
iPhoneスピーカーの木加工
iPhoneの挿入口はトリマーを使って彫り込みます。
U溝12mmビットを装着。
トリマーホルダーを外して、切削ライン(中心線)に合わせてガイドを固定。
切削ラインの端位置を確かめながら、イメージトレーニング。
(トリマーは失敗ると修正が出来ないのです。)
一度に20mmの深さを掘るのは危険なので、3回に分けて掘って行きます。
1回目はビットを5mm出して切削。
2回目は12mm、3回目で20mmの深さに仕上げます。
スピーカー前面に音が出る穴を掘ります。
12mmの穴を両端に開けてから楕円形に仕上げようと思います。
スピーカー部分の穴あけ
12mmの穴あけはドリルガイドに12mmのドリルを装着して一気に穴あけします。
ドリルストッパーを12mmドリルの刃がiPhone挿入口に到達する深さでロック。
スピーカー両端の12mm穴あけが完了。
この穴を元に楕円形に仕上げます。
穴と穴の間も12mmドリルで穴を開けて行きます。
切削部分のノミ整形
ある程度の穴が開けれたら、ノミを使って楕円形に整形して行きます。
奥が深いので結構苦闘しましたが、大まかな整形が完了しました。
スピーカーの切出し
大まかな加工が完了したので、目的の大きさ110mmにカットします。
ここまでカットしなかったのは、部材が小さいとトリマーやドリルガイドの固定が困難なので。
部材は大きい方が安定しますね。
切削部分を整える
大まかに整形した穴をリューターやサンドペーパー#100を使って納得行くまで整形。
整形が完了しました。若干の加工の甘さは味と言う事で。
木材から彫り込みだけで製作したiPhoneスピーカーですが、柔らかい雰囲気のスピーカーになったかなと思います。