今人気のソロキャンプ。私もソロキャンプを楽しみたいなと思っています。
今までもたくさんのキャンプ用品をDIYしてきましたが、大事なコンロがありませんでした。ソロキャンプ用焚火台は手軽なお値段から2万円程度まであります。
でも、そこはDIYer。作っちゃおうと思います!
それでは、コンパクトに折りたたみ出来るソロキャンプ用焚火台の作り方をご紹介します!
DIYレシピ
今回の製作は実験的な部分もあります。使いながらバージョンアップしていこうと思います。
追記1 焚火台脚の収納方法を変更
追記2 炭用上段・側面板を設置
ソロキャンプ用焚火台の材料
- ステンレス板 0.5mm厚 300mm×200mm 2枚
- ステンレス板 0.3mm厚 300mm×200mm 1枚
- アルミ丸棒 5mm 600mm 2本
- 焼き網
- アルミパット・メッシュ4号
- トラスビス M4×10、蝶ナットM4
- 鉄アングル 25mm 長さ600mm(ステンレス曲げ治具)
ソロキャンプ用焚火台製作の道具
- ディスクグラインダー
- インパクトドライバー
- 5mm鉄用ドリル
- 金切りハサミ
- 金槌
- コンパス
- サンドペーパー、ダイヤモンドヤスリ
- クランプ
ステンレス曲げ加工治具製作
ステンレスは、反発力が強く綺麗に曲げる事が難しい素材です。今回使用する0.5mm厚となると手曲げは厳しいです。
そこで、鉄のアングルでステンレス板曲げ用の簡単な治具を作ります。
300mm程度の長さにディスクグラインダーでカット。
ステンレス手曲げ治具完成!(笑)
これだけで手曲げ治具はOKです。
焚火台本体の製作
ステンレス板0.5mm厚 2枚の長手方向両端に15mm幅のケガキをします。
ケガキ線に合わせてLアングル治具を挟み、クランプで固定。
手曲げで一気に曲げたら、角の膨らみを金槌で叩き整形します。
ステンレス板の手曲げが完了です。
油圧式曲げ治具があればとても綺麗に出来ますが、使用頻度が低いのです。
薪火台本体の曲げ加工が完了です。
ここで、2枚の接続部の動作具合を確認します。
広げた時にドコが当たるかなどを確認して、接続部のカット範囲を決めます。
コンパスを使ってカットライン(半径15mm)をケガキます。
金切りバサミでラインギリギリをカット。
金切りバサミだとステンレス0.5mm厚もラクラクカットできます!
ステンレス板下部の4ヶ所のカットが完了。
後は、実際に繋げてみて微調整します。
ボルト穴を油性ペンでポイント。
下から13mm、横から8mmの位置に5mmの穴をあけます。
2枚重ねで、箱型に穴をあける時の急場の治具です。
端材を活用して、ドリルを抑えながら穴を開けれる様に櫓型に組みました。とても安定してます。
ボルトで仮組みし、当たる部分を確認してマーキング。
分解と仮組みを繰り返して、当たる部分を削ります。
最終的にこんな形状になりました。
ボルトの穴も多少長穴に削って微調整しました。
焚火台脚の製作
脚のイメージはこんな感じです。
灰を受け止めるアルミの受け皿のヘリで支える様にします。
アルミ丸棒を曲げてコの字型に加工します。
- コの字型大:250mm、250mm、250mm
- コの字型小:250mm、240mm、250mm
アルミ丸棒の曲げは、スパナなどを使って曲げポイントのみに力が掛かる注意。
曲げポイントを中心にして近い位置の2点のみに力を掛けると綺麗に曲がります。
焚火台脚のコの字曲げ加工完了です。
余分な部分のカット前ですが、仮組みして問題点の確認をします。
焚火台脚固定ステー製作
焚火台脚ステーは、丸棒を丸く包んだ形状でボルト固定します。
ステンレス板0.3mmから50mm角を4枚切出します。
こちらも金切りハサミが大活躍。
とても気持ちよくサクサク切れます♫
最初に50mm角の端から20mmの位置を起点に丸棒を包み込みます。
最後にタガネなどで、丸棒に密着する様に加工。
写真の様な形状に。
ボコボコです。
金切りバサミとヤスリで形を整えて完成。
中敷き網とステーの製作
炭を置く位置に中敷き網をおきます。
その為のステーを2個作ります。幅30mm、長さ150mmを折り曲げて完成です。
中敷き網は、アルミバットに合う4号?サイズを必要な幅にディスクグラインダーでカット。
中敷き網設置イメージ。
個々に炭や薪が来ます。ステー位置も現物合わせで取付位置を決めます。