キッチンカウンター上に置くオシャレな食器棚(コップ収納)を作ろう!今回ご紹介する作品は、前後どちらからもコップが取り出せて、インダストリアル(塩系)インテリアに合うデザインです。
さらに、棚以外の材料を全て100均パーツで製作し、100均で作ったことを感じさせないよう色合いを工夫しました。
食器棚を置くことでキッチンに圧迫感が出ないようにするため、すりガラス風に仕上げた扉製作は必見ですよ♪
DIYレシピ
ミニ食器棚の材料
- 1×6材:1.9×14×68.5cm…2枚(上下)
- 1×6材:1.9×14×28.5cm…2枚(左右)
- 1×6材:1.9×14×24.7cm…1枚(中央)
- 桐集成材:1×12×33.2?33.4cm…1枚(棚)
- 木製アートフレーム:A4サイズ…2枚(セリア)
- 木製箸置き:2個(セリア)
- すりガラス風カッティングシート(セリア)
- PPシート:乳白色両面つや消し0.75mm厚…1枚(ダイソー)
- 水性塗料:ホワイト、ライトグレー、シルバースプレー
- ビス各種
- 蝶番(シルバー)
ミニ食器棚製作の道具
- ノコギリ
- サンドペーパー#240、#400
- 刷毛
- 新聞紙
- 両面テープ
- カッター
- ボンドGPクリア
- 電動ドライバー
【DIYを始める前にココで注意!】
100均の木製フレームは1個1個サイズが合っておらず、形が歪んでいます。
扉をはめたとき、変な隙間ができたりしますが、これは仕方がない事なのでスルーしましょう。(これが100均DIYの欠点ですね…。)
木材の切り出し
今回ご紹介する食器棚のサイズは、木製フレームA4サイズを2個横置きした形をベースに、木材の長さを算出しました。
外枠の板は、ホームセンターのカットサービスを利用してカットしてもらいました。(作業時間短縮!省ける作業は省こう!)
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中心に立てる板と横に渡す板は、長さが不明確だったので自分でカットします。
ちなみに、横に渡した棚板(桐集成材)はフレームを当てながらサイズを算出するため、33.2~33.4cm程の長さで各自調整してください。(ここもフレームが歪んでいるため、微調整が必要なのです…。長さも参考程度にしてくださいませ。)
木部の塗装
棚はインダストリアル(塩系)テイストにするため、白で塗装します。
ポイント
1回目の塗装で木材の表面が毛羽立ってくるので、サンドペーパー#400で撫でるようにザラつきを取って下さい。
扉となる写真フレームは、取手を付けたいので木製の箸置きを代用します。
写真フレームの裏に付いている金具を全て外します。
そして、箸置きの表面をサンドペーパー#240で削ります。(このようにすることで、塗料がしっかり乗ります。)
写真フレームと箸置きを、下地の色となるライトグレーで塗装します。
さらにステンレス感を演出するため、シルバースプレーを塗布し重厚感を出します。
塗装が完了しました。
取手を付けていきます。
取手は一度両面テープで仮止めし、フレームの裏からビスで固定します。
これで扉の枠の完成です。
すりガラスの製作
キッチンに圧迫感を感じさせないため、さらに食器棚の中身が見えないようにするため、扉をすりガラス風に仕上げていきます。
使用するものはダイソーのPPシートです!
手軽にすりガラス風を表現できる画期的なアイテムです♪(私一押しアイテム★)
このPPシートを内枠の大きさに切り出します。
PPシートは1回では切れないので、2〜3回に分けてカッターで切るようにしましょう。
注意ポイント
フレームの内枠サイズがそれぞれ違うので、ここではサイズを記載しません。手持ちの枠をしっかり計測してください。100均パーツの欠点ですね…トホホ。
PPシートをフレームに付いている段ボールの形に合わせようかと思ったのですが、全然長さが足りなかったので、しっかり測って切り出しましょう。
PPシートの切り出しが完了しました。
PPシートをそのまま使用してもいいですが、ちょっと味気ないのでセリアのすりガラス風カッティングシートを表面に貼ります。
最後に、PPシートをボンドGPクリアで枠に接着させます。(カッティングシートを貼った面が外側になるようにしましょう。)
しっかり圧着したら、扉の完成です!100均とは思えないクオリティー♪