≪出張DIY≫スライド丸ノコ&イペ材でメンテナンス不要のミニウッドデッキ作成日記

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今回初めて行った『出張tsukuroもっと』をご紹介します。

いつも当ブログを楽しんで頂いてる先輩ご夫婦より、『実家に、お母様用のウッドデッキを作って欲しい。』というご依頼を受けました。『DIYを日本の文化にしたい!』と日頃からDIYの普及活動に勤しんでいる私は、このような依頼を通じて、さらにDIYを身近に感じてもらえればこれほど嬉しいことはない!と思い、出張tsukuroもっとを行うことにしました。

ご要望

先輩ご夫婦から、このようなご要望を受けました。

  • お母様が高齢のため、掃き出し窓から安心して出られる安定したデッキが欲しい。
  • メンテナンスは出来ないので、メンテナンスフリーにしたい。

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材料選び

ご要望にお応えするために大切なことは『材料選び』です。

  • 安定感を出すためには重量がある方がいい
  • メンテナンスフリーの木材を使う

いろいろ検討した結果、高価ではありますが『イペ材』を使う事にしました。高価な材料ですが、ささくれが起きないので素足でもケガをする事がほとんどありません。安心して使ってもらえると思います。

イペ材(別名パオロペ)とは、ノウゼンカズラかの広葉樹で、ブラジルやペルーなどのアマゾン川流域に生息する強度と耐久性に優れたデッキ材です。狂いが少なく、表面の割れにも強く樹液の染み出しもない最高級品の木材です。船の甲板に使われるくらいの耐候性があり、硬くて重いハードウッドです。

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今回は先輩もお母様のためにお手伝いを申し出てくれました。最初はどうかなぁ〜と思っていたのですが、大変な戦力になってくれました。先輩の助っ人がなかったら終わらなかったですね。感謝です!

作業工程

最初は、ベースとなるデッキの枠を切り出します。ハードウッドなので今回は『スライド丸ノコ』を使います。正確に迅速に、そして安全に切り出す事ができます。(出張先でケガは禁物です!)

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【動画あり】大規模DIYに必須!スライド丸ノコの使い方とカット方法をご紹介
大規模なウッドデッキ製作や、同じ寸法の木材を大量にカットするときなどに大活躍する「スライド丸ノコ」をご紹介します。DIYは「丸ノコ」と「丸ノコ定規」を使ってカッ...

さすが、イペですね。この密度は凄いです。切り口もとても綺麗です。

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両端を45度にカットしたデッキ材を2本並べていきます。

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縦にも両端を45度にカットした材を並べ、固定していきます。

イペ材はとても硬い木材なので、そのままビス打ちしても入りません。専用の下穴ドリルで皿部分も含めて開けてからビスを打ちます。

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イペ材はちょっと油断すると、簡単にコーススレッドが折れてしまいます。下穴をしっかり開けないとネジ切れるほど硬いのです。

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ビス止めが終わり枠が出来たら、四角が直角になっているかを確認して、ウッドデッキの高さを決めます。

サッシからの段差をどうするかご主人と検討して、サッシ下すぐが安全かなということで高さが決まりました。お母様にも確認してもらい『大丈夫よ。』の承諾をもらって作業再開です。

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クランプで仮脚を固定して、水平器で水平を2方向確認します。このとき、雨が溜まって脚を滑らせる事がないように、少しだけ前に傾斜させました。

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足は90角のイペ材を使います。スライド丸ノコの切削範囲ギリギリの太さです。三面を切りながらカットしていきます。

さすが!スライド丸ノコは正確にカットできますね。

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当初のご要望より高さをつけたので、脚の長さが少し足りなくなりました。強度を増すために、根太と横板を補強する形でカバーする事にしました。

計画変更はDIYに付き物ですが、ここは処理を悩みましたね…。

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ともあれ、足の固定が完了です。その後の補強も検討しながら休憩に入りました。今日の温度は38度以上。。。汗をかきすぎて、脱水症状になりそうな暑さです。

お母さんから冷えたお茶を頂き一休み。

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さぁ、一息ついたので作業再開です!

コーナの処理はサンドペーパーで行います。なるべくケガをしないように角を落とします。

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もともと硬いイペ材なので、根太は500mm間隔で大丈夫です。

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階段を一段作りましたが、お母様に何度も確認して、無理のない高さを決めました。ウッドデッキの枠がやっと完成です。ここまでくれば後一息です。

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先輩も頑張ってくれました。

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デッキ板の固定用下地は先輩にお任せ。先輩もDIYが楽しくなってくれたらいいなぁ。

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デッキ材を端で止めるための下地取り付けが完了しました。

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ここでデッキ材を打っていけば完成ですが、ちょっと一工夫。余った材料で腰掛けできる手すりを作る事にしました。お母さんが洗濯物干しの途中で休憩できる手すりです。

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お昼には終わるかと思ったミニデッキですが、段々日が落ちてきました。二人ともヘトヘトです。でもお母様のために頑張ります!

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デッキ材の打ち込みが完了しました。ある意味ここからが正念場です。もういいかな〜という気持ちを押し殺して、お母様に喜んでもらう為に細部の作り込みをします。

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9:00から始めたミニウッドデッキ作りも、休憩もそこそこに17:00までかかって完成です。

感無量というより『終わった〜。。。』という感じです。でもお母様からのねぎらいの言葉で達成感に変わりました!

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シンプルですがとても安定していて、安全なミニウッドデッキができました。無塗装でも20年から30年は持ちますよ!お母さん!長生きしてくださいね。

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出張tsukuroもっとを終えて

最初は軽い気持ちで引き受けた『ミニウッドデッキ』ですが、信頼して頼んでもらった事への気持ちや、喜んでもらえるように作るという事の意味を勉強する良い機会でした。

自分のためではない、人のために作るというDIYのもう一つの楽しみと難しさを実感し、その気持ちをこれからも大切にしていきたいなと思います。

これからも『出張tsukuroもっと』は可能な限りやりたいですね。最後のお母様の笑顔を忘れません。貴重な体験、ありがとうございました。

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